藤崎マーケットの「ラララライ体操」封印に思う

まだ封印までは行ってないですけど、これからは控えめにして漫才やコントをメインにしたいと本人達は考えているらしい。確かにM-1には漫才で挑戦していたし、17日放送のレッドカーペットでもコントの最後にちょこっとやっただけだった。「ラララライ体操」を期待していた人はどう思ったんだろう。

(前略)そしたらこんな変則的なネタをダラダラやって、途中で姪っ子は積み木の方に戻っていって、うちの妹も「なんでやらへんの」と不満だったのですが、これが普通のお茶の間の反応なんですよね。今日は3時間スペシャルで遅い時間だったわけじゃないですか、おそらく夜更かしして藤崎マーケットを待っていた、小さい子供は沢山いたわけですよ、それをこんな変則的な事をして、期待を裏切ったというのは、僕は責任が重いと思います。

「爆笑レッドカーペット」 - 昨日の風はどんなのだっけ?

全くその通りですよね。今の藤崎マーケットに求められているのはコントや漫才を器用にこなす姿では無いはずです。

一発屋」になるんじゃないかと悩む気持ちはわかるんです。例えば、レギュラーも「あるある探検隊」を封印しましたよね(ふるさとはどこですか:/4 人気芸封印 若手コンビの苦悩)。でも、「武勇伝」だけ*1で登りつめたオリエンタルラジオだっているじゃないですか。
だから「ラララライ体操」を飽きられるまでやり尽くせばいいのに、って思うんですよね。飽きられたら飽きられたで、そのときは波田陽区が「ギター侍」→「さだ陽区」になったように、いつもここからが「悲しいとき」→「ツッコミ暴走族」になったように、永井佑一郎が「バカテンポ」→「ナイツ」になったように、新しいネタを作ればいいじゃないですか*2

そんなことを思ってるときに出てきたこの記事。
藤崎マーケット、微熱下がらず“体操ネタ”「封印したい」 | ORICON NEWS
そう思ってたとしても、実際に「ラララライ体操」をやったあとに、しかも子供達と一緒にやった後に「ホントはやりたくなかった(大意)」って言っちゃうのはダメでしょう。

本人達の気持ちや考えも十分わかるし、一お笑いファンの僕なんかが言う事じゃないと思うけれど、期待に応えられるだけの力があるのに期待に応えられてない、むしろ期待されてることすらわかってない、そんな感じがこのコンビからしてきて、なんかムズムズしたので書いてみました。

*1:ルックスやお笑いブームなど、他の要素もありましたが

*2:簡単に言ってるようですが、生みの苦しみはわかってるつもりです