サッカーの素晴らしさ

サッカーってスポーツなわけで、つまりは娯楽なわけじゃないですか。本来は楽しむためにあるはずなんですよね。でもサッカーはプレイする人間だけでなく、観ている人間や応援しているサポーターも虜にしてしまうほどの魅力を持ってる。
だから会心の勝利には喜ぶし、
ラフプレーや誤審には怒るし、
惨敗や降格は泣くほど哀しいし、
それでも、サッカーは楽しい。
なのに、行き過ぎてしまったサポーターが起こした問題が今年のJリーグには多すぎた。サポーター同士が衝突してケガ人が出たり、コーナーキックを蹴ろうとした選手をフラッグで殴ったり、相手選手が大ケガを負ったときに拍手して喜んだり…
目の前にいるのは敵じゃない。みんなサッカーが好きな者同士なはずなのに、なんでそれを忘れてしまうんだろう。このまま来年も同じことが繰り返されるのかな…
なんてことをモヤモヤ考えていたんですが、最後の最後にいい話題が続いたのでホッとしました。

入れ替え戦に敗れた仙台のサポーターが泣きながら磐田の選手に拍手


倉敷保雄アナのJリーグ史に残る名実況つきで。

優勝した鹿島と、降格する札幌のサポーターがエールを交わす

水戸が昇格した山形に「帰ってくるな」コール

モリシの引退セレモニーに声援を送る愛媛サポーター

勝者は敗者を称え、敗者は勝者を称える。名選手の引退には敬意を払う。サッカーはこうでなくっちゃ。やっぱりサッカーは素晴らしいし、僕はサッカーが好きだ。
でも21日はクラブワールドカップ決勝じゃなくて、M-1グランプリ決勝を見ます(笑)